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2008年5月31日 (土)

Orville by Gibson ES-335の出自が気になる

今は消滅してしまったブランド、Orville by GibsonのES-335です(^^♪
我が家のギターとしては珍しく、全く改造ナシです(;一_一)

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Orville (by Gibson)といえば、かつて日本に存在した、本家Gibson公認のサブブランドで、本家と同じく○野楽器が展開してました。Gibson公認ということで、本家Gibson以外で(当時)唯一正面切って「Les Paul」だとか「ES-335」といった名称を使えたブランドでもありました。
高品質・高コストパフォーマンスの国産コピーモデルを駆逐するために立ち上げられた、いわばFender U.S.A.に対するFender Japanのような存在だったわけですね。
ヘッド部ロゴに『by Gibson』のついているものはGibson U.S.A.製ピックアップ搭載の上位グレード、ついていないものは国産ピックアップ搭載の普及グレードという位置づけになってました。

今はその役割を終えブランドは廃止され、その役割(の一部?)はEpiphoneブランドが引き継がれる形となっています。

で、このギターは大学卒業のころに友人から譲ってもらったもので、1993年製、by Gibson付きのモデルです。主要な生産拠点を韓国に移す前の、Made in Japanのモデルです。

最近、このギターの出自がやたら気になりだしまして、色々ネット上で調べて深みにハマりだしました。

ヘッドストックです。『Orville』の下の『by Gibson』の文字が光ってますshine
余った弦をカットせずクルクル巻きtyphoonにしてるとこはヴィンテージ風味の演出ということでsweat01

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シリアルNo.はG3XXXXX。『by Gibson』つきのものはシリアルNo.のアタマがGというルールだったようです。最初の数字の『3』は1993年製の意。無印Orvilleはシリアルも無印。後に登場するKで始まるシリアルのものは、「実質」韓国製の模様。

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ペグはクルーソンタイプではなく、ロトマチックタイプです。ネット上で見かけるものをチェックすると、1992年まではクルーソンタイプのようですので、1993年から変わっている?
MADE IN JAPANの刻印のみあり。Ibanezにも同様のパターンがありますので、やはりGOTOH製でしょうか?   

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ネックのバインディングはフレットのエッジにかかるオリジナル通りのスタイル。
ちなみに我が家でこのスタイルなのは、本家GibsonのLes Paul Standardとコレだけ。
手持ちのIbanezのSAR300G、SRG2520、RG770FM、RGR480Fはフレットがバインディング上まで延びているタイプ。

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ノブは所謂ベルノブです。コレも時期によって違うものがついていることもあるようです。

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ピックアップはGibson製ですが、当時の本家のES-335についていたものと同等と思われます。今度取り外して確かめてみようと思います。

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さてさて、ここまできて、このギターがどこで作られたものなのか、気になってしょうがありません。
このテの話は、Fender Japanがどこでつくられているのか?と並んで、某巨大掲示板でもしょっちゅう話題に上りますねdespair
やっぱり自分の持ってる楽器がどんなモノなのかってのは、気になるってもんです。
で、オービルの箱物は寺田もしくはフジゲンで作られているようなのですが、ネット上の定説を辿ると、時期的には我が家のES-335は寺田で作られたもののようです。
現在、このギターは実家に保管しており手元にないのですぐには確認できないのですが、一度バラして実態を確かめたいと思います。

それにしてもこのギター、状態の良いものだとヤフオクとかでは平気で14万とか15万とかの値がついてますね。ちょっと異常。(私は当時3万で譲ってもらったんですが…)
最近はebayとか海外のオークションサイトでも、Orvilleに限らず日本のファクトリーで製造されたMade in Japanギターが「MIJ」とか表記されてやたら珍重されてますね。日本製品が価値が認められることは喜ばしいことですが、転売ヤーとやらのせいで市場価格が高騰するのは甚だ迷惑なことで。

もともと90年代前半くらいまでは、Made in Japanというと普及グレードや以下がメインであり、やっぱホンモノはMade in U.S.A.と、という空気が支配的でした。ホンモノがほしいけど、高くて買えないから国産で手を打つ、という・・・
国産であることをウリにする、という流れが発生したのは、90年代後半に、各ブランドの廉価グレードの生産拠点が日本からアジア方面に移行しはじめたことに対する危機感かららだったわけですね。(IbanezのJ-Customが登場したのもこの頃ですね)
今でこそ値段も上がっちゃいましたが、J-Customの価格がUSAメイドのブランドのハイエンドクラスのギターと比較して格安であったことは、正に「バリュー」だったと。

で、オービルその他国産ののギターが本家のギターとあまり変わらない値段で取引されているのは、モノ自体の価値が認められているという側面を抜きにしても、違和感があるんですよね~coldsweats01

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